ここ数年、話題になっているのが「ミニマリスト」という言葉です。
「筋トレ」と「ミニマリスト」は、一見全く関係のないように思うかもしれませんが、実は共通する部分があります。
その共通点とは一体なんなのでしょうか?
ミニマリスト流の筋トレで無駄をなくして結果を出す方法について
解説をしていきます!
今回の記事が、読者のみなさんの健康寿命を引き伸ばすキッカケになると嬉しいです!
それではいってみましょう!
ミニマリストって?

そもそもミニマリストとは、どういった人物を指した言葉なのでしょうか?
私の個人的な印象に過ぎませんが…
生活において必要最小限のものを選び、シンプルで豊かなライフスタイルを追求する人々
といった感じでしょうか?
私自身、自覚はありませんでしたが、周囲からはミニマリストと思われているようで、自宅を訪れてきた友人達からは「物が少ない」とよく言われます。
必要最低限のものを選べるというのは、裏を返せば、自分にとって何が大切か、何が心を豊かにしてくれるのかを理解できている状態とも言えますよね。
昔よりも人々の生活が豊かになり、便利な交通手段も増え、簡単に旅行に行くことができ、美味しい食事もできる。
欲しいものもインターネットを利用すれば大体のものを手に入れることができます。
本来であればとても喜ばしいことなのに、今の時代はそれが「羨ましい」といった羨望に変わり、心に豊かさを感じられなくなっている人が多いように感じます。
これも私の個人的な意見に過ぎませんが…
自分にとって何が大切か、何が心を豊かにしてくれるのかを追求しているので、他人に対して羨望を抱くことが限りなく少ない。
要するに、生きるのがとても楽なんですね。窮屈さを感じることがほとんどありません。
こういったミニマリストの考え方が「筋トレ」とどのような共通点があるのでしょうか?
ミニマリストは無駄嫌い

ミニマリストの人はとにかく無駄を嫌います。
自分の価値基準がハッキリしているので、個人差はあれど「いらない」と判断したものを極端に避ける傾向にあります。
筋トレする場合において、そんなミニマリストがいらないもの、不必要なものと判断するのは何でしょうか?
そう、「脂肪」です。笑
脂肪があっても心が豊かになることはないですが、筋肉があれば心は豊かになります。
それは、日常生活を快適に送ることができ、見た目も若々しく活動的、トレーニングを習慣化できていることで自己肯定感も高まるからですね。
詳しくはコチラの記事を参考にしてください。
筋トレにおいて「無駄な動きや器具」を排除することで効率的なトレーニングができます。
ミニマリスト流の筋トレ|自重トレーニング
ミニマリスト流の筋トレはとてもシンプルです。
道具は使わず、利用するのは自分の体重だけ。置き場所に困るので器具は置きません。
必要最低限の道具で効率的に

私が実践するのは、主に「自重トレーニング」と呼ばれるものです。
自重トレーニングとは…
ダンベルなど器具を使わず、自分の体重を負荷として利用して行うトレーニングの総称です。
器具を使わずにどこでもできるので、非常に手軽で効率的にトレーニングができます!
基本的な自重トレーニングには、これらのものがあります。
- スクワット
- プッシュアップ(腕立て伏せ)
- プランク
- レッグランジ
- 懸垂
- ディップス
特に1から4までのトレーニングに関しては、今すぐにでも始められるものだけになっていますよ!
初心者からでも簡単に始められる
自重トレーニングの良さは、器具が必要ないので、場所や時間に縛られず、初心者から上級者まで幅広く取り入れやすいことです。
初心者がいきなりジムに行くのは抵抗があるし、お金もかかる。
私のようなサラリーマンは、そもそもジムに行って体を鍛えるといった時間があまりない。
そういった人にもとてもオススメです!
最初は自分の体重に対して負荷をうまく調整できるので、無理なく進められるのも大きなメリットですよね!
ミニマリスト流の筋トレ|シンプルな目標設定

何事においても目標を設定するのは、とても重要です。
目標設定しないことは、ナビ(目的地)を設定せず、ただただ走り続けるようなもの。
目的地もないまま、走り続けるのは辛いですよね。
筋トレにおける目標設定は「トレーニングの効果を最大限に引き出すため」です。
目標が明確であると、モチベーションが維持しやすくなり、進捗を確認しやすくなります。
例えば、「1ヶ月で腕立ての回数を30回に増やす」という目標は、シンプルで具体的であり、期限も設定しているので、とても良い目標設定になります。
ミニマリスト流の筋トレ|生活へのポジティブな影響

ミニマリストのような生活が筋トレに与える影響は、実はとても大きいです。
トレーニング環境
自重トレーニングで唯一必要になるのが「場所」です。
当然ながら、体を動かすためのスペース(畳2、3畳分)が必要になってきます。
普段から物が少なく整理整頓できているミニマリストにとって、トレーニングスペースの確保は簡単です。
トレーニングスペースが整理整頓されていると、集中でき、余計な気が散ることもなく、まさに筋トレに適した環境といえます。
情報に左右されない
今の時代、インターネットで調べれば、すぐに情報を手に入れることができますよね。
しかしながら、それに惑わされている人も多くいると私は思います。
筋トレに関しても同様で、トレーニング方法やサプリメント、流行のダイエット法などが溢れがちになります。
助かる一方で、情報を多く取り入れすぎて、何から始めれば良いのか分からず混乱する、ということは避ける必要があります。
ミニマリストは、自分にとって何が大切かを追求しているので、余計な情報に惑わされることなく、トレーニングを続けることができます。
シンプルさを追求することで無駄をなくして結果を出す

さて、ミニマリスト流の筋トレについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
シンプルで無駄を排除するという考え方は、筋トレにも大いに活かせます。
自分にとって本当に大切なものを選び、効率的にトレーニングを行うことで、無理なく理想の体づくりが可能になります。
器具に頼らず、自重トレーニングで心身を鍛え、目標をシンプルに設定することで、筋トレが生活の一部として自然に定着していきます。
また、ミニマリストの考え方を日常に取り入れることで、生活全体がスッキリし、筋トレに集中できる環境が整います。
無駄を削ぎ落とし、必要なものにだけフォーカスした結果、健康な体と心が手に入るんですね。
この記事を読んだ方が、心も体も軽やかに、そして豊かに生活できることを願っています。
ぜひ、ミニマリスト流の筋トレを取り入れて、心身共に健やかな日々を手に入れてくださいね!